最近、朝はやくに起きている。まだまだ暗い、「早朝」にもなっていない時間帯。
猛暑がおさまり、「涼しい」から「寒い」に変わり始めてきた、今日この頃。
私は、起きて星空を見るのが日課になった。
以前は太陽が昇ってきてから起き、朝日を見ていたのだが、
日の出が遅くなったので、夜空を見ている。
あまり星を観察することがなかったので、星座に詳しくないけれど、
こんな私でも知っている「オリオン座」。
季節柄、オリオン座がとても良く見える。
幸い、街の明かりが邪魔しないので、星座がよく見える。
すると、いつもは見えていなかった星が、幾つも見えた。
きっと名前はあるんだろうけど、星座に無知な私の中には無名の星。
明かりを消すと、見えてくる。
空を眺めると、見えてくる。
いままで気がつかなかった星。
いつも見ていないだけで、見えていないものって、ある。
星に限らず。
例えば、
仕事場の中で、そっとゴミ袋をいつも変えてくれる人、
あんまり目立たない人だけど、いつも何も言わず、やってくれている。
でもそのことにすごく助かっている。
とか、
とても強く、荒々しく生きていそうに見える人が、
実は周りの人をよく見て、うまく周囲の人が輝けるように配慮する人だった、
とか。
一見して強く輝いて見えている部分に目が行きがちだけど、他にもある。
もっとよく見よう、真の姿を。
強く光る星だけじゃなくて、地道に存在している星も。
相対的に見てこそ、本当の美しさや、真の姿に、それらの構成に気がつく。
そして、それらに感謝しよう。
意識して世界をみるようにしようと思った、午前4時でした。